キャットフードを切り替えるとき
人間も同じだと思いますが、やはり愛猫にとっても、食餌の時間は楽しみなはずです。そして、必要な栄養素を取るという意味でも、非常に重要なことだとも言えるでしょう。
今あげているキャットフードが、本当に自分の愛猫に合っているのかどうか。
飼い主にとって、これはきっと悩みの種になっていることでしょう。
では、どういうタイミングでキャットフードは切り替えてあげれば良いのでしょうか。
ひとつは、最も基本的なことですが、愛猫の成長に合わせて切り替えていくということです。
幼児期は固形物がまだ食べられませんので、猫用のミルクや柔らかいキャットフードを選んであげます。
しかし、成長するに従って十分な栄養をとらせてあげなければなりませんし、
歯や顎も鍛えていかなければなりませんので、徐々に栄養のバランスが整ったドライフードへと切り替えて行く必要があります。
また、高齢になってくると今度は硬いものを嫌うようになってきますので、
少し柔らかいキャットフードやウェットタイプのものへと切り替えてあげましょう。
栄養素の面でも、成長期の時ほどカロリーを必要としませんので、
老猫用のヘルシーなものへ変えるのは理にかなっていると言えるでしょう。
また別のきっかけとしては、愛猫のコンディションに合わせてあげるということです。
猫ももちろん生き物ですから、食欲のないときもあれば、信じられないほどの食欲を見せることもあるでしょう。
あるいは、どんなに飼い主が愛猫のことを思って高価なフードを買ってあげても、そっぽ向いてしまうこともあるかもしれません。
とても神経質な子であれば、目新しいものには警戒心を見せるということもあるでしょう。
だからといって、あらゆる種類のキャットフードを買い揃えておくことは、経済的にも効率的にも良いとは言えませんよね。
愛猫の餌の好みを、しっかりと把握してあげることが、何よりもまず大切なことでしょう。
そして切り替え時は餌を一新してしまうのではなく、
少しずつこれまでの餌と、新しい餌とを混ぜたり同時に出したりなどして、警戒心を解いてあげることも工夫のひとつだと言えます。
そうして、少しずつ新しい餌の割合を増やしていくようにしてあげると良いでしょう。
飼い主が、しっかりと愛猫の気持ちや成長ぶりを見抜いてあげることで、
きっと適切なキャットフードの切り替え時期が見えてくるはずです。
キャットフード安全
たとえば、上記のようなサイトも参考になるかもしれません。