避妊・去勢後のキャットフード

避妊や去勢手術を受けたあとの愛猫には、
一体何を食べさせたらいいのだろう…そう悩む飼い主も多いようです。

手術を受けたからといって、必ずしも大きく環境を変化させることが良いことだとは言えません。
あまり神経質になりすぎると、その様子が愛猫にもきっと伝わってしまうこともあります。
手術後の愛猫の様子が変化すると、きっと飼い主もびっくりしたり、オロオロしたりすることもあるでしょう。

これまで困っていたようなスプレー行為や、垣間見せる凶暴さなどがなくなり、
まるでその言葉通り「借りてきた猫」状態になってしまう猫が多いようです。
行動範囲が狭くなり、大人しくなると、結果的に飼い主にとっては安心できるようになるでしょう。
ご近所にも迷惑をかけることがなくなるので、ほっとできることも多くなると思います。

一方で、手術をきっかけにして太りやすい体質になってしまう猫も多いようです。
大人しくなるということは、その分運動量が減ってしまうということです。

そして、これまで違う方に向けられていたストレスの発散が、食べることに向かってしまう猫もいます。
飼い主が十分に気をつけてあげていないと、気付けば肥満体質になってしまっていた、ということもありえます。
手術後は行動や様子ばかりではなく、そういった食欲や体調なども、よく観察してあげるようにしましょう。

もしも体重の増加が気になるようであれば、避妊・去勢をした後猫用のキャットフードが市販されています。
大きなペットショップなどでしたら種類が豊富にありますし、
もしもうまく見つけられないようでしたら、インターネットを通じて探しても良いでしょう。

そして食餌を切り替えるときは、慎重にしましょう。
愛猫が気にいるかどうか、警戒心を持たないように、というのももちろんですが、
いきなり全部を切り替えてしまうと、お腹の調子が悪くなってしまう子もいます。

現在食べている餌と混ぜるなどして、少しずつ新しい餌の量を増やしていきながら様子を見、徐々に切り替えをしてあげるようにしましょう。
ページのトップへ戻る