東日本大震災支援キャットフード

東日本大震災によって被災をしたのは、人間だけではなく猫たちも同じです。
家族を失ったり、住むところがなくなってしまったために、行き場を失ってしまったりした猫たちも本当にたくさんいます。

たかが猫という人もあるかもしれません。
しかし、猫たちにも命があります。
人間の都合によってその命が軽視されることは、あってはならないことでしょう。

人間と同じように寒さや寂しさも感じますし、飢えも感じるはずです。
単なる愛玩で終わってしまってはいけないのではないでしょうか。
猫を愛するということがどういうことなのか、今一度考えてみましょう。

単純に自分の飼っている猫だけをかわいがるだけが、猫好きということではないと思います。
飼っている猫が可愛いと思えるのであれば、猫の性質や性格などもよく知っていることでしょう。

そして万一自分の猫が一人ぼっちになってしまったら…ということを想像してみてください。
これまで自分を頼ってきたり甘えてきたりしていた子が、突然見知らぬところに放り出されてしまうのです。
その孤独感や寂しさは、想像して余りあるものとなるはずです。

そういった猫たちに何かしてあげられることがないかと考えると、
まずその命を救うためには、食べ物の支援が挙げられるでしょう。
震災直後は人間の支援物資だけでもなかなか被災者の手元に行き渡らず、もどかしさを感じることがありました。

その後時間は過ぎ、まだまだ震災の爪あとは残っているものの、
少しずつではありますが、人がそれなりに生きていける環境にはなってきました。

それでも仮設住宅に住んでいる場合はペットを連れて行くことができず、
やむなく飼い主から引き離されてしまった猫たちもたくさんいます。
いくつかの動物愛護団体によって、幸運にも保護された猫たちもいますが、
そのまま放置されてしまった猫たちもきっと多くいたことでしょう。

ボランティアで運営されている団体がほとんどですので、まだ今でも多くの助けを必要としています。
多くの団体が、支援物資としてキャットフードなどを今でも必要としています。
そんな猫たちの気持ちを汲み、ぜひ支援に参加して上げて欲しいと思います。

キャットフードの中には、売上金の一部を募金に回してくれるものがあります。
数ある餌の中から、そのようなキャットフードを選ぶだけでも、きっと何かしらの力になることができるのではないでしょうか。
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