低脂肪・低カロリーのキャットフード

愛猫の肥満が気になり始めたら、単純に食餌量を減らそうと考えるのが通常だと思います。

人間の場合も、今日のお昼は食べ過ぎたから、夜は控えめにしよう、などと考えて、
体重のコントロールをすることがありますよね。

ところが猫は人間のように、そういった思考力があるわけではありません。
太ってきたからという理由で餌の量を急に減らされてしまっても、その理由を考えようとすることはできないでしょう。
無理な食餌量制限によるダイエットは、猫にとって苦痛以外の何ものでもありません。

本能に頼る傾向が強い動物ですから、
満足に食餌量をもらえないことが分かると、いつの間にか家出をしてしまう、ということもあるようです。

ではどうすれば、上手にダイエットをさせてあげることができるのでしょうか。
まずは食事内容を見直していくことからはじめましょう。
市販されているキャットフードで、低脂肪・低カロリーのものがあります。
ドライタイプのものもあれば、ウェットタイプものもありますので、そういったものを活用していくと良いのではないでしょうか。

ただ、ドライフードで低脂肪・低カロリーを謳っているものは、
基本的に繊維質が多く含まれていることが多く、そのために腎臓や腸などの内蔵に負担をかけてしまうおそれがあります。
人間のように、植物繊維を消化する機能が、猫には発達していないからです。
そればかり長期間にわたって頼ってしまうのは、あまりよくないとされています。

猫には、餌と同じくらい水分も非常に大切です。
ドライフードに頼るとどうしても水分不足になってしまいますので、しっかりと清潔な水を与えてあげなければいけません。
あるいは、もともとウェットフードの方が、ドライのものに比べて低カロリーで脂肪分も少ないので、
ドライフードは従来のままで量を少なめにし、ウェットタイプのものを併用してあげるようにすることもお勧めです。

こうすることで全体のカロリー量は減らしつつ、質量そのものはかさ上げすることができるので、満腹感を維持することができるようになります。
同時に水分もしっかり取れるので、一石二鳥、ということにもなります。

それぞれの特性を生かし、うまく活用して愛猫の健康管理をしていくようにしましょう。
猫だけでなく犬も飼っているよという方には、カロリー調整に良いドッグフードhttp://storyassistant.com/12.htmlもあります。
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