キャットフードの豆知識

キャットフードとひとことで言っても、その種類は実に豊富で、
知識のないまま餌のコーナーに行くと、一体何をどういう基準で選べばよいのかまったく分からないかもしれません。

キャットフードは、ドライフード、ウェットフード、セミフドライフードと大きく3種類に分けることができます。
それぞれ特徴が異なりますので、愛猫の生育状態や健康を見ながら、上手にバランスよくあげるようにしましょう。

ドライフードはその名の通り、固形で乾燥したタイプの餌で、もっとも栄養のバランスが取れています。
適度な硬さがあるので、歯石をとってくれたり歯周病予防になったりすると言われています。
また成長期には顎を鍛えてくれるので、基本の食事としてあげるのが良いでしょう。

飼い主にとってありがたいのは、日持ちがするという点です。
通気の良いところに置いておけば、
開封していてもしばらくは大丈夫なので、買い置きなどしていても安心です。
ただしキャットフードの保存方法は知っておきましょう。
安価なのも、嬉しい点ではないでしょうか。

一方でウェットフードですが、
いわゆる猫缶と言われる缶詰で市販されていることがほとんどで、内容の約8割程度が水分のものを指します。
ほとんどの猫にとって食い付きが良いので、食欲不振な時や水分不足を感じる時などに与えてあげると良いです。

また顎や歯が弱ってきた老猫などには、こういった食餌をあげるようにしましょう。
ただ比較的値が張り、栄養価があまり期待できないものも多いので、基本食とするにはあまり適さないかもしれません。

最後にセミドライフードですが、これはドライとウェットのちょうど中間のものに当たります。
半生のしっとりしたタイプなので、ウェットフードの代替用の餌としてあげるのが良いでしょう。
栄養バランスは悪くはないですが、ドライフードには劣ります。

さて、では人間と同じものを食べてはいけないのか、という疑問もあるのではないかと思います。
答えはNOだと考えておきましょう。
猫にとって、塩分は全く必要がないそうです。
基本的に、人間の調理した食べ物は塩分が多く含まれていますので、愛猫たちには適合しません。
また、ネギや玉ねぎなど、食べるだけでも健康を害するおそれのある食べ物もあります。

もしかわいい愛猫におねだりされても、軽い気持ちで分けてあげたりせず、
きちんとその子に合ったキャットフードを食べさせてあげるようにしましょう。

こちらのサイトでも解説されていますが、猫の年齢に合った栄養素のキャットフードを、選んであげることが大切ですね。

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