子猫用キャットフード
キャットフードとひとことで言っても、その形態はさまざまです。袋入りのパッケージのものから、缶入りのもの。
固形タイプから、ウェットタイプのもの、おやつなどさまざまな種類が市販されています。
最近では、ペットショップやホームセンターに行かなくても、
インターネットを通じて購入できるサイトも非常に増えてきました。
そんな中で、成長段階にある子猫たちの餌はどうやって選んであげたら良いのでしょうか。
もし愛猫がまだ哺乳期（生後3～4週間）にあるようでしたら、猫用のミルクを選んであげましょう。
人間用の牛乳は、あくまで人が飲むように加工されていますので、子猫には不向きです。
お腹を壊してしまう子もいますし、成長段階で必要な栄養素を十分に取ることもできないからです。
本来であれば、母猫からの愛情を受けながら、その母乳を飲んでいる時期です。
哺乳瓶でゆっくりと時間をかけて、飲ませてあげるようにしましょう。
さて子猫と言われる時期ですが、だいたい生後から1年以内を指します。
そのあたりまではどんどん成長してきますし、非常に好奇心も旺盛です。
最初はミルクしか飲まなかった子も、徐々に食べ物にも興味を持ってくるようになるでしょう。
かといって、離乳したての猫はまだ硬いものは食べられませんので、
たとえ興味を示したとしても、いきなりドライフードをあげるというのは、あまり良くはないでしょう。
缶詰やパッケージタイプのもので、離乳食用のキャットフードが市販されています。
それほど量を食べられない子猫向けに、高カロリーで食べやすいように作られています。
固形の食べ物に慣れてきたら、少しずつ大人用のドライフードなどを餌の中に混ぜたり、
同時に出したりなどして、割合を増やしていってあげるとよいです。
愛猫の性格や警戒心などによっては、なかなか時間がかかってしまうことがあるかもしれません。
でもそこは、飼い主が広い心をもって、気長に待ってあげることが大切です。
また、生後1年はまだまだ成長段階にあります。
元気に飛び回っている時期なので、一日のエネルギー消費量もかなり多いはずです。
しっかりと栄養のバランスが取れた、エネルギー効果の高い、子猫用の餌を選んであげるようにしましょう。
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