キャットフードのタイプを見直そう

キャットフードのタイプは非常に色々なタイプがあって、
どれがもっとも自分の愛猫にあっているのかを見つけるのは、なかなか至難の業であるといえます。

愛猫が好んでいるからといって、かならずしもそれが、
その子の体調や成長合った食餌であるとは言い切れません。
かといって、無理に好まないものを食べさせるというのも、なんだかかわいそうな気もします。

いつでも誰でも手軽に食べさせられる、日持ちがする、などの理由から、
もっとも一般的にキャットフードとして用いられているのは、ドライタイプの固形フードでしょう。
安価なものも多いので経済的ですし、
総合的な栄養バランスもこれを食べさせるだけで維持できるので、取り入れている人が最も多いのではないでしょうか。

しかし、そうしたドライタイプのキャットフードには欠点もあります。
これらは固形にするために、つなぎとしてトウモロコシや米などの穀類を使用しています。
本来肉食の生き物である猫たちには、そうした穀類は不必要だとされています。
穀類の中に含まれる糖質を分解するためには、酵素を必要とするそうです。

しかし残念ながら、猫たちにはそれらを生成する力が少ないために、
ドライフードを食べ続けることで、糖分の多量摂取につながってしまうと言われています。

それならドライフードは絶対にやらないでおこう、というのは、また考え方として行き過ぎかもしれません。
総合栄養食として、ドライフードほどバランスの優れたものはありません。

また、これは人間の都合になるかもしれませんが、もしも飼い主が数日間留守にするようなことがあっても、
ドライフードなら腐る心配がありませんので、少し多目に置いていってあげることができるでしょう。

あるいは、ペットホテルや病院などに預けなければならない場合も、
ドライフードが食べられない子に育ててしまうと、困ってしまうことがあるかもしれません。

ドライフードの欠点をカバーするために、
最近では穀物類の使用を最小限に抑えたものや、中には全く使用していないものも市販されるようになってきました。
そういったものを見極めて選んであげることで、愛猫の体調管理をしっかりとしてあげられるようになります。

そこに補助食品やご褒美として、
猫缶など美味しくて食い付きの良いものを加えることで、よりバランスの良い食餌にすることができるでしょう。
健康以外にも効果のあるキャットフード についての解説もありました。

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